素質と素養

ギター再開組のみなさんへ1-2

 

ギターを再開される皆さんの中にはバンド仲間を集めて

フォークバンドを結成して音楽を楽しむ方もおられるかもしれない。

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しかし、永らくギターから離れていて今更相方やバンドメンバー

探すのは容易ではないと言う方もおられるだろう。

 

そこで、一人で楽しめるギターというキーワードで探している時

(ネットでも本屋でも)ソロギターというジャンルがあることを知り

興味を持ったことがちょっとやってみようかなと思いついた

きっかけかもしれない。

 

さて、再開組のみなさんがソロギを弾こうと思った段階で

それぞれにスタート地点が違うなどと言うことを

考えたことなど、きっとない?だろう。

 

何故にそんなことをここで書くかと言うと

次回からの章でソロギをどこまでやるのかで

どっぷりを選んだ方が悩まれないように布石で書いている。

 

私は確かに学生の時からギターを弾いていた

ええ、ローコードストロークのね。

 

Anjiは必死で練習した、

でも基本3フィンガーもアルペジオも指弾きは

本当に下手くそのまま時が過ぎた

 

なにせ、親指にサムピックを付けた時なんか

つまむような指使いだったのでサムピックの先が

弦と並行になり弾けたものではなかったのだから(恥

 

さて、人には素質というものがある

顔立ちが整っている美男美女や美しい声の質など

生まれ持ったものでその人のある意味特権みたいなものだ。

 

ソロギを弾く時に指が長いとか短いとか

もともと指が人より自在に動くとか。

 

そして、素養 これは普段から養い身につけた知識

小さい頃からギターに触れる環境で育ったことや

若い頃から本格的にギターの練習をしてきた方は

長いブランクがあってギターを再開しても

昔に身につけた技術や知識は血となり肉となっている。

 

私事だが、学生の頃にアコギのバンドを組んでいて

私はギター演奏はからきしだったが、

相方は学生の頃から本格的にレッスンを受けて

かなりの技術を習得していた。

 

ブランクがあっても、少し練習すれば今でも彼の弾く

ギター演奏は素晴らしいのを目の当たりにすると

何でも若い頃に習得したことは一生の財産になるのだと

再確認するのです。

 

だから、素養のある人はソロギターを弾き初めても

多分どんどん上達されることでしょう。

 

反面、指弾きが初めてという段階からスタートすると

ある程度の年齢になってからだと上達には思いのほか

時間が掛かってしまう。

 

練習してもなかなか上手く弾けないこともあり

途中で嫌になったり投げ出したりすることに

繋がらないとも言えない。

 

だからとは言えないが、

ある程度の年齢になってギターを再開すると

若い頃より自由になるお金があるため、

いろんなギターを買うなんて方向に向かわれる方も

おられるのはそんなことがあるからかもしれない

(語弊があればご勘弁)

 

ギター再開組としてソロギを始める方は

自身の素質と素養を自己分析しておくと

その後の自分の上達スピードがもし遅くても

一喜一憂することはないかもしれない。

 

ちなみに、私は10年で1万時間以上の練習をしたと思う

ただ単にM体質だったからかもしれないが(; ̄ー ̄)...ン?

(自慢ではありませんのご理解ください)

 

しかし未だに自分の思い通りに指も動かないし

自分が目指す演奏レベルにもなっていない。

 

若い頃に本格的にアルペジオの練習をしていれば

今頃・・・と思っても時すでに遅し(残念

 

ただ、時間はかかっても演習を続けて

ソロギを弾くことを諦めなければ

自分が楽しめるレベルで弾けるようにはなる。

 

そう言うことです。