7)左手のメソッド その2
左手のメソッド その1 では
指の置き方を最初に覚えてしまう
と言うことを書いてみました。
今までそんな動きをすることは無かった人には
最初違和感だらけでしょうが、後は慣れですので
ぜひ最初に指先で弦を押さえる指の置き方を
覚えみてください。
後々の上達スピードがUPすると
私の拙い経験ですがそう思うのです。
さて、今回は実際にその構えで
どのように練習してきたか書いてみます。
まず、指が立った状態で弾けるように
スケール(ドレミ)を弾く練習をするのですが
この時に気を付けるポイントが「3」つあります。
1)ゆっくり弾く
このゆっくりと言うのは感覚的なもので
人によってスピードは一定しませんよね。
自分が一番楽に弾けるスピードよりも更に
ゆっくりで弾くことをお勧めします。
(参考までに私のゆっくりを下の動画にUPしておきます)
2)1音ずつを大事に弾く
雑に弾いてしまうのではなく、
右手の使い方の所でも書いたように、
弾く前に弦の上に指を乗せてから
今から弾く1音を大事に弾く。
3)弾いた音を自分で評価する
自分で今弾いて響いている音が、
自分が出したい音をだせているかをしっかり聞いて
出したかった音と違えばどうすればその音が
出せるのかを自分なりに試行錯誤してみる。
(右手のピッキングについてはこちらに書いております)
実際にこれから練習してみようと思う人が
この練習で一番難しいのが「小指」になります。
小指はもともと不器用な指ですので
他の指よりことさら気を付けて
意識的に練習しないとなかなか言うことを
聞いてくれません。
しかし私のような40代後半から始めても
何とかなっているので出来ないことはない
そう思います。
ちなみに、こちらの動画
〇 最初の方が指が寝た状態
〇 後の方が指を立てている状態
で弾いたものです。
音の加工は一切していないギターの生の音です
サウンドホールから聞こえる音として
残響音なども感じてもらえればいいのですが。
ゆっくり弾いている時はどちらも同じように
聞こえるかもしれませんが、テンポが上がると
その違いは歴然とします。
その違いの動画はこちらです。