7)左手のメソッド その3

左手の構え方と基礎練習については

メソッドの1と2で書いてきました。

 

今回はその3ですが

ソロギターを自分で弾いてみたい

そう思ってチャレンジしていく人の中で

楽譜が読めてギターの各弦、各フレットごと

音の配置を理解している人以外は

TAB譜を見て弾き始めると思うのです。

 

そのTAB譜について基本的なことを

TAB譜と楽譜の章で書きました。

usausacafe.hatenadiary.jp

TAB譜の意味するところは上記の「4)TAB譜と楽譜」

を見てもらえると分かると思いますが

実際に弾く段になって初心者の人が一番難しいのが

指示された場所を何指でどう押さえるかが

分からないということではないでしょうか。

 

実は、私も未だにこれで完璧とはなっていなくて

ステマティックに記述できないのです。

 

それは、こう押さえなくては弾けないではなく

押弦の方法が幾通りもあるからなのです。

代表的な例が6弦側を押さえるのに人差し指の

バレーで押さえることも、ウエスタングリップで

親指を回しこんで押さえることもできるからです。

 

ただ、基本的な考え方はあります。

それは、音のつながりを考えるです。

 

横道にそれますが、ギターには

チューニング(調弦)があります。

レギュラーチューニングとオープンチューニング

レギュラーチューニングとはEADGBE(ミラレソシミ)

とオープンチューニング(ダドガド。オープンD、オープンGなど)

 

今回は(いえ、私がオープンのことがわかってないので)

レギュラーチューニングを前提に書いてみます。

 

ソロギターの曲というのは、基本的に分散和音

つまり俗にいうコード(CとかDとか)の形を

アルペジオのようにばらけて弾く要素を多分に

含んでいるということなのです。

 

なんだ?それ?となりましたか?^^

細かいことはまた別の機会にさせてもらうとして

 

で、上記の「音のつながりを考える」ですが

TAB譜の数字を見ながらひとつづ場所を

探してしまうと見えないのですが、

今示されている場所、次に示された場所

その次の場所と見て行くと、例えばCコード

を押さえてアルペジオで弾けばいいのだな

と分るようなことがあります。

 

どの指でどう押さえるのが一番無理がないか

を探りながら決めていくわけですが

それでも、初心者さんには難しい。

 

そこで、一番簡単なのが

弾きたい曲を弾いて動画として

youtubeなどにUPされているものを

じっくりと見ることです。

プロの方の演奏に拘ることはなくて

指板、左手がわかりやすい動画を探して

参考にされる方法です。

 

あ、なるほどこんな風に押さえているのだな

と理解できると思います。

 

こんなことを書いている私ですが

未だに暗譜した運指がしっくりこない為に

もう一度他の運指が無いか探したりします。

 

たまたま、昨日以前に覚えた伊藤賢一さんの

solitude」の中で思うように発音できない箇所が

あってそこを今までと違う運指に変えて

どうなのかを録音して確認していました。

(ちなみに、本来は3カポなのに2カポで

弾いてしまっているのが問題ですが(^-^;)

運指を変えた場所は対位法の所とエンディング

の所の2か所なんですが、そんなことより

演奏として成り立っているかどうかが大事

(自分で聞き直してみると流石にまだ微妙でした)

音源を聞いてみたいという奇特な方はPCから

お願いします。スマホからでは聞けないみたいです。