8)ソロギター上達の早道-2
さて、上達の早道ですが
左手と右手の使い方を
しっかりマスターしてしまうこと。
その為の基礎練習に飽きてしまわないかどうか
だと今は思っております。
私はソロギを弾き始めて3,4年経った頃
プロギタリストの川畑トモアキ氏に師事して
弾きたかった曲のレッスンを受けました。
その頃にはまがりなりにも
それっぽく弾ける曲が何曲かありました。
しかしレッスンが始まって何度も言われたのが
「右手の使い方がきちんとできないと弾けない」
と言う事でした。
適当に弾いてはダメで、ひとつづつの音を
しっかりピッキングできないといけないと。
結局、また一から右手の基礎練習を
やり直すことになりました。
しかし、一度クセの付いた弾き方を
正しい形にするのに長い間時間がかかり
随分遠回りすることになったのです。
最初、ソロギを弾き始めた時に、
しっかり基本を知り練習しておけばと
悔いてもあとの祭り(^-^;
基本の練習は退屈で面白みがない
ずっと基礎練習ばかりを
するわけではないのですが
弾きたい曲を練習する前の
最初の5分10分を基礎練習に充てる
それを飽きずにする
簡単そうで簡単ではないんですよね。
人って楽しくないことをやることに
抵抗を感じるものだからかもしれません。
でも、上達の早道は最初からきちんと
基礎を身につけてしまうことが
一番の早道であるように思うのです。
ソロギとクラシックギターは違いますが
クラギを弾く人の中には一日中基礎練習をする
という方もおられるとか。
私の学生時代のアコギバンドの相方は
(一時期プロのギタリストを目指していた)
メトロノームを使って弾くスケール練習を
ひなが一日やっていたと言っていました。
私にはとてもできないけれど(^-^;